<10:48> 仲値は過不足なく通過、豪ドルやや強含む
ドル/円は76.75円付近。
仲値はドルの過不足なく通過した。輸出の売り注文は77円台に観測されるものの、「量は少ない」(国内銀行)との声が聞かれた。78円台以上に目立つという。
また、豪ドルがやや強含んでおり、「(バーナンキFRB議長の講演で)追加緩和期待がつなぎとめられた。米ドル売りの圧力は続く」(別の国内銀行)との声が出ていた。足元の豪ドル/米ドルは1.0610米ドル付近。
<10:20> 個人の注文は少なめ、ドル76円半ばに買い 77円に売り
外国為替証拠金(FX)の関係者によると、個人のドル/円の注文は買い、売りともに全般的に少なめ。買い注文は76円半ばに、売りは注文は77円付近に目立つ程度だという。
<10:00> ドル76円前半から半ばに買い注文、77円台に輸出の売り注文
ドル/円は76.75円付近。
与謝野馨経済財政相は、各国の中銀間、財務当局間で連絡が良く取れており、国際協調に齟齬(そご)はないと確信していると語った。
市場筋によると、ドル/円は76円前半から半ばにかけて買い注文が観測される一方、77円台には輸出企業の売り注文が見られるという。
<09:30> ドル76.70円付近 民主代表選、昨年は翌日に介入
ドル/円は76.70円付近。一時76.65円付近まで小緩んだ。
菅直人首相は経済情勢に関する検討会であいさつし、円高を活用して海外投資を進めることも重要と語った。また、円高対策は次の内閣にしっかり引き継ぎたいと述べた。
この日は午後に民主党の新代表が選出される予定。市場からは「代表選自体はそれほど材料にならないが、昨年の代表選翌日に為替介入があったことを重視する向きがある」(バンクオブアメリカ・メリルリンチのFXストラテジスト、藤井知子氏)との声が聞かれた。「しかし、きょう円高に振れなければ、介入をすることはないと思う」(同)という。
<09:15> 序盤はドル76円後半で横ばい、FRB議長講演への反応限定的
東京市場序盤のドル/円は76円後半で横ばい。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演に対する市場の反応は、「金融緩和を実施するという言質を与えずに、期待だけは市場に残すことができた。うまく結論を先送りしたと思う」(外為どっとコム総合研究所の植野大作社長)など限定的。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで米経済指標をにらんだ展開になりそうだが、この日は米国の材料が乏しい上、英国が休日で動きにくいとの声が多い。
<08:30> スイスフラン続落、スイス中銀が同通貨建て預金に手数料とのうわさ
ドル/スイスフランは0.8090スイスフラン付近、ユーロ/スイスフランは1.1724スイスフラン付近。前週末に続き、スイスフランが売られている。スイスフランは26日、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が同通貨建て預金に手数料を課すよう国内銀行に書簡で要請したとのうわさが流れて下落した。ドルがスイスフランに対して買われたことで、ドル/円もドルが強含み、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で具体的な追加緩和策に言及しなかったことと相まって、77.07円まで上昇した。同中銀はうわさを否定している。
<07:40> きょうの予想レンジはドル76.30―77.10円、重要イベント通過でもみ合いか
ドル/円は76.70円付近、ユーロ/ドルは1.4500ドル付近、ユーロ/円は111.22円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が76.30―77.10円、ユーロ/ドルが1.4430―1.4530ドル、ユーロ/円が110.70─111.70円。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演という重要イベントを通過した上、英国が休日のため、「東京市場は手掛けづらい。76円後半を軸にもみ合いになりそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。ただ、月末のため「輸出企業のドル売り/円買いが意識される」(同)という。
前週末のニューヨーク市場でドル/円は乱高下した。バーナンキ議長の講演前に76.50円まで下落した後、議長が具体的な緩和策に言及しなかったことで77.07円まで上昇。しかし、同議長が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会期を2日間に延長すると発言したことで株価が上昇したことから、ユーロや豪ドルが買われてドルが売られた。
(東京 29日 ロイター)
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